セルフレジで会計をしたあと、「お釣りを取らずに帰ってきてしまった」と気づくと、かなり焦ります。
特にお札を取り忘れた場合は、「もう戻ってこないのでは?」「次の人に持っていかれたかも」と心配になりますが、まずは利用した店舗へ確認しましょう。
すでに店を離れていても、レシートが手元になくても、すぐに諦める必要はありません。この記事では、セルフレジでお釣りを取り忘れたときの対処法から、防犯カメラや警察への相談、取り忘れを防ぐ方法まで順番に解説します。
まず利用した店舗へ確認しましょう。店を離れていても、レシートがなくても、すぐに諦める必要はありません。
- まだ店の近くならセルフレジへ戻って店員に確認する
- 店を離れていたら利用した店舗へ電話する
- レシートがなくても日時・金額など分かる情報を伝える
- 店舗で見つからなければ警察への問い合わせ・遺失届を検討する
※ 「店舗にない=誰かに取られた」とは限りません。まずは利用した店舗へ確認してください。
- お釣りを取り忘れたときに最初にすること
- レシートがない場合の問い合わせ方
- お釣りが戻ってくる可能性と店舗・警察での確認方法
- 防犯カメラや他の人に持っていかれた場合の考え方
- お釣りの取り忘れを防ぐ方法
セルフレジでお釣りを取り忘れたらどうする?

セルフレジのお釣りを取り忘れたときは、最初に利用した店舗へ確認するのが基本です。
「時間がたってしまったから無理だろう」「レシートがないから確認できないだろう」と自己判断せず、気づいた時点で動きましょう。
まだ店の近くにいるならすぐセルフレジへ戻る
店内や駐車場など、まだ店舗の近くにいる段階で気づいたのであれば、まず利用したセルフレジへ戻ります。
お釣りがそのまま残っていなければ、近くの店員やサービスカウンターで確認してもらいましょう。
「先ほどセルフレジで現金払いをしたのですが、お釣りを取り忘れたかもしれません」と伝えれば大丈夫です。
すでにお金が見当たらなくても、すぐに「次の人に持っていかれた」と決めつける必要はありません。
店員が先に気づいて保管していたり、次にセルフレジを使った人が店員へ届けていたりする可能性もあります。
店を離れた後なら利用した店舗へ連絡する
家に帰って財布を確認したときなど、店を離れてから取り忘れに気づくこともあります。
その場合も、気づいた時点で利用した店舗へ電話してみましょう。
数時間たっていたり、翌日になっていたりしても、それだけで戻ってこないと決まったわけではありません。
店舗で保管されている場合や、拾った人から店員へ届けられている場合も考えられます。
店舗などで拾われた物が、その後警察へ届けられる場合もあります。「店舗にない=誰かに取られた」とは限りません。
レシートがなくてもお釣りの取り忘れを問い合わせてみる

「レシートを捨ててしまったから、もう確認してもらえないのでは?」と心配になる方もいると思います。
しかし、レシートがないという理由だけで諦める必要はありません。
確認方法は店舗によって異なりますが、利用した日時や金額などを伝えることで状況を確認してもらえる場合があります。
問い合わせるときは、覚えている範囲で次の情報を整理しておきましょう。
- 利用した日
- だいたいの利用時刻
- 利用したセルフレジの場所や位置
- 支払った金額
- 取り忘れたと思われるお釣りの金額
- 購入した主な商品
- 現金で支払ったこと
- レジ番号が分かればその番号
すべて正確に覚えている必要はありません。分かる範囲で伝えてみましょう。
レシートがなくても必ず確認できる、必ずお釣りが戻ってくるという意味ではありません。確認方法や対応は店舗によって異なります。
店舗へ電話するときは何を伝えればいい?
電話すること自体が少し苦手な方は、先に伝える内容をメモしておくと安心です。
「今日の○時ごろ、そちらのセルフレジで現金払いをしたのですが、○○円のお釣りを取り忘れた可能性があります。届いていないか確認していただけますか?」
店舗から利用した時間や金額、購入した商品などを聞かれたら、分かる範囲で答えます。
お釣りが保管されていた場合の受け取り方法や本人確認については、店舗の案内に従ってください。
店舗で見つからない場合は警察へ問い合わせる
店舗へ確認してもお釣りが見つからなかった場合は、警察に同じような落とし物が届いていないか確認してみましょう。
必要に応じて、遺失届を提出しておく方法もあります。
警察庁も、店舗など管理者のいる施設で物をなくした場合は、まず施設へ問い合わせ、その後に警察への問い合わせや遺失届を行う流れを案内しています。
迷ったときの順番
利用店舗へ確認する → 店舗で見つからなければ警察にも確認する → 必要に応じて遺失届を出す
セルフレジで取り忘れたお釣りは戻ってくる?
セルフレジで取り忘れたお釣りが、戻ってくる可能性はあります。
ただし、必ず戻ってくるとは限りません。
取り忘れた後に店員が気づいたのか、次に利用した人が届けたのか、その後警察へ届けられたのかなどによって状況は変わります。
店員がお釣りを保管している場合がある
セルフレジに残っているお札や小銭を店員が見つければ、店舗で落とし物として保管されている可能性があります。
そのため、「もう時間がたったからないだろう」と決めつけず、まずは店舗へ確認してみましょう。
次にセルフレジを使った人がお店へ届けていることもある
セルフレジからお釣りがなくなっていても、次に利用した人が持ち去ったとは限りません。
前の人の取り忘れだと気づき、近くの店員やサービスカウンターへ届けていることも考えられます。
店舗など管理者のいる施設内で落とし物を拾った場合は、その施設の店員などへ届けるのが基本です。
店舗になくても警察へ届けられている可能性がある
店舗に問い合わせて「今のところ届いていません」と言われても、それで終わりとは限りません。
拾った人が警察へ届けたり、店舗で保管された後に警察へ提出されたりする場合もあります。
店舗と警察の両方に確認しても見つからない場合は、残念ながら戻ってこない可能性もあります。それでも、最初から諦めるのではなく、まず確認してみることが大切です。
セルフレジのお釣り取り忘れは防犯カメラで確認できる?

お釣りがなくなっていると、「次の人が持っていったのでは?」「防犯カメラを確認すれば分かるのでは?」と思うかもしれません。
店舗によっては、状況確認のために防犯カメラの映像を確認できる場合があります。
ただし、利用客が希望すれば必ず映像を見せてもらえるわけではありません。
まず店舗へ日時や利用したレジを伝える
防犯カメラがあるかどうかを自分で調べるより、まず店舗へお釣りを取り忘れた可能性を伝えましょう。
その際に、次のような情報があると状況を説明しやすくなります。
- 利用した日時
- 利用したセルフレジの位置
- 取り忘れた金額
- 取り忘れに気づいた時間
防犯カメラを確認するかどうかは、店舗側の判断に任せましょう。
防犯カメラの映像を直接見せてもらえるとは限らない
防犯カメラの映像に個人を識別できる形で人物が映っている場合、その映像は個人情報として扱われます。
そのため、店舗側が内部で映像を確認することと、利用客本人にその映像を見せることは別の話です。
「防犯カメラを見せてください」と強く求めるのではなく、事情を説明したうえで、どのように確認するかは店舗の判断に従いましょう。
セルフレジのお釣りを他の人が持っていったら窃盗になる?
セルフレジのお釣りを取り忘れたとき、「次の人が持っていったら窃盗になるの?」と気になる方もいると思います。
結論からいうと、他人が取り忘れたと分かっているお金を、勝手に自分のものにしてよいわけではありません。
ただし、「セルフレジに残っていたお釣りを持っていけば必ず窃盗罪になる」と一律に決められるものでもありません。
窃盗か遺失物等横領かは状況によって変わる
刑法には、他人の財物を盗む「窃盗罪」のほか、遺失物など占有を離れた他人の物を自分のものにする「遺失物等横領罪」があります。
セルフレジに残されたお釣りについてどのような犯罪が成立するかは、取り忘れてからの時間や場所、その現金が誰の管理下にあったと判断されるかなど、具体的な状況によって変わる可能性があります。
そのため、取り忘れた側が「持っていった人は窃盗犯だ」と自分で判断するのは避けた方がよいでしょう。
自分で相手を探したり問い詰めたりせず、まず店舗へ事情を伝えてください。必要に応じて警察へ相談しましょう。
前の人のお釣りが残っていたら店員へ知らせる
逆に、自分がセルフレジを使おうとしたとき、前の人のお札や小銭が残っていることに気づく場合もあります。
その場合は自分のものにせず、近くの店員へ知らせましょう。
セルフレジのお釣り取り忘れは多い?
「セルフレジはお釣りの取り忘れが多いのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、セルフレジでのお釣り取り忘れが全国で何件発生しているのかを示す、公的な全国統計は確認できません。
そのため、「セルフレジではお釣りの取り忘れが非常に多い」と件数を断定することはできません。
一方で、自動釣銭機メーカー各社は、お釣りの取り忘れを防ぐための機能を実際に搭載しています。
お釣りを取り忘れると音やランプで知らせる機種がある
セルフレジや自動釣銭機の中には、出金口に現金が残っていると、ブザー音やLEDランプなどで取り忘れを知らせる機種があります。
たとえば、グローリーのセルフつり銭機「S1000シリーズ」には、現金の取り忘れをLEDランプとブザー音で知らせる機能があります。
ローレルバンクマシンの自動釣銭機「ACE-110」にも、硬貨の取り忘れをLEDランプとブザーで知らせる機能があります。
どのセルフレジでも必ず同じ音が鳴るわけではありません。取り忘れを知らせる方法や機能の有無は、メーカーや機種によって異なります。
お釣りを取ってからレシートを出す機種もある
寺岡精工の販売終了済みのセルフ精算機「QCashierSL-J」では、お釣りを取ったあとにレシートを発行することで、お釣りの取り忘れを防ぐ仕組みが採用されていました。
旧製品の例ではありますが、セルフレジではメーカーや機種によって、利用者がお釣りを取り忘れにくくするためのさまざまな工夫が行われています。
このほかにも、機種によって、
- 音で知らせる
- ランプを点灯させる
- 出金口に現金が残っていることを検知する
- お釣りを受け取ってから次の動作へ進ませる
など、さまざまな取り忘れ防止策が取られています。
こうした機能が用意されていることからも、お釣りの取り忘れはセルフレジを設計するうえで想定されているトラブルの一つと考えられます。
イオンのセルフレジでお釣りを取り忘れたら?
イオンやイオンスタイルのセルフレジでお釣りを取り忘れた場合も、まずは実際に利用した店舗へ直接確認しましょう。
2026年9月時点で確認したイオンリテールの公開情報では、セルフレジでお釣りを取り忘れた場合について、全国の店舗で共通する利用者向けの対応ルールは確認できませんでした。
イオンでは店舗によってセルフレジ、セミセルフレジ、キャッシュレスセルフレジなど複数のレジ方式が使われており、設置されている機種や店舗側の確認方法、忘れ物の取り扱いなどが異なる可能性があります。
そのため、「イオンなら必ずこの方法で確認できる」と考えるのではなく、利用した店舗に状況を伝えて確認するのが確実です。
問い合わせる前に、次の情報を分かる範囲で整理しておきましょう。
- 利用した店舗名
- 利用した日時
- 取り忘れたと思われる金額
- 利用したセルフレジの場所
- レシートの有無
店舗の電話番号が分からない場合は、イオン公式サイトの店舗情報などから利用した店舗を確認してください。
セルフレジでお釣りを取り忘れないための対策

一度お釣りを取り忘れると、「またやってしまうのでは」と不安になることがあります。
セルフレジでは、お釣り、レシート、商品など会計の最後に確認するものが複数あるため、毎回同じ順番で行動すると忘れにくくなります。
お釣りを財布に入れてから次の動作をする
お釣りが出てきたら、商品を持ったりレシートを取ったりする前に、まずお札と小銭を財布へ入れます。
お釣りを取る → 財布に入れる → レシートを取る → 商品を持つ
「お釣りを手に持ったまま商品を袋へ入れる」など、途中で別の動作を始めないことがポイントです。
高額紙幣を入れたときはお札のお釣りも確認する
1万円札や5千円札で少額の買い物をしたときは、硬貨だけでなく紙幣のお釣りが出ることがあります。
小銭を取っただけで安心せず、お札の出金口にも現金が残っていないか確認してからレジを離れましょう。
音やランプが出ている間はレジを離れない
取り忘れを音やランプで知らせるセルフレジもあります。
会計が終わったと思っても、ブザーが鳴っていたりランプが点灯していたりする場合は、画面や出金口をもう一度確認しましょう。
音や表示の意味が分からない場合は、そのまま立ち去らず、近くの店員に確認してください。
最後に「お釣り・レシート・商品」を確認する
セルフレジを離れる直前に、次の3つを確認する習慣をつけておくと安心です。
- お釣りは財布に入れたか
- レシートを取ったか
- 購入した商品をすべて持ったか
特にセルフレジの操作にまだ慣れていない方は、後ろに人が並んでいても必要以上に焦る必要はありません。
会計を終えたら、忘れ物がないことを確認してからレジを離れましょう。
まとめ|セルフレジでお釣りを取り忘れてもまず店舗へ確認しよう
セルフレジのお釣りを取り忘れたことに気づくと、「もう戻ってこないかも」とショックを受けるかもしれません。
しかし、最初から諦める必要はありません。
- まだ店の近くなら、すぐセルフレジや店員へ確認する
- 店を離れていたら、利用した店舗へ電話する
- レシートがなくても、日時や金額などを伝えて問い合わせる
- 店舗で見つからなければ、警察への問い合わせや遺失届を検討する
- 防犯カメラの確認方法は店舗の判断に従う
- 誰かに持っていかれたと最初から決めつけない
店員が保管していたり、ほかのお客さんが届けていたり、その後警察へ届けられたりする可能性もあります。
「取り忘れた=もう戻らない」と思い込まず、気づいたらまず利用した店舗へ確認してみてください。
